ラムダ物語

思いついたことを置いておく思考のゴミ捨て場です。

eスポーツと野球についての考察?

みなさんこんにちは。

ラムダと申します。

お久しぶりでございます。

最近は就活解禁もあり、

色々と飛び回りで忙しい事も多く

ものを書くタイミングがありませんでした。

就活なんてしたくないのですが。

 

 

閑話休題

 

今回は、eスポーツについての備忘録になりそうです。

先日、PJSの中継をチラ見していた時に、

ぼんやりと、何か書いてみたいなと思いました。

私実は10年以上野球に携わってきた

野球少年なのです。

今はプレイする機会があまりありませんが。

そこで、eスポーツシーン、主にPUBG

プロ野球とを

比較して気になった点をメモしたいと思います。

といっても、何かデータを調べたわけでも、

調査をしたわけではありません。

テキトーに書きましたマジで。

なので、もしおられたら、そこの貴方も冷やかし程度に読んでいただけると

幸いです。

 

【問題点?】

 

1、視点

これが1番の問題というか課題なのではないかと思っています。

例えばプロ野球の場合、テレビでプレイを見る時の視点はとてもシンプルです。

投手の後ろのカメラと、打球を追うカメラの二台でおよそ事足ります。

(最近では、審判カメラやビデオ判定カメラなども増えて来ましたが。)

それに対して、シューティングゲームはカメラの定位置というのがなく、

プレーヤーを移す運営の方の匙加減で、しかも目まぐるしく視点が変わります。

もちろんゲームの仕様上そうせざるを得ないのは理解しています。

しかし、ゲームの観戦の経験がない方などは

かなり戸惑うのではないでしょうか。

事実私もそうでした。

(格ゲーなんかはおよそ楽しめそうですね)

ポチンキの銃撃戦を見ていたと思いきや、

急にミリべのチームの状況を写したり、

ロズホに視点が移ったりと、忙しいですよね。

これはBFやCODでも同じでしょう。

FPSゲームをやり込んでいたり、

知識が豊富であれば楽しめるかもしれませんが、

初見で、たまたま見てみた、

という方が、観戦の面白さを感じるのは、

プロ野球などに比べると少し難しいかもしれませんね。

 

 

2.チームの多さ

これは、PUBGに限った話かもしれませんが、

チームが多すぎるのがスポーツ観戦との違いにもなります。

基本的に、PUBGは、バトルロイヤル形式であり、最大でも4人で1チームです。

1ラウンドでおよそ100人が戦うため、

100=4*25

最大25チーム同士の戦いなわけで。

普段1vs1の戦いを見慣れている一般の方には、

少し混乱する点が多いかもしれません。

(BFも32vs32とかになりそうだし。)

逆に、最近話題のレインボーシックスシージは、

5人1チームで、2チーム同士が競い合います。

その点で、個人的にはこちらの方が観戦が

しやすい印象でした。

(野良連合の方々の戦いが素晴らしかった

というのも大きいですが。)

もちろん、チーム同士が入り乱れ、4人各個人の考え込まれた動きを見る事も

PUBG観戦の醍醐味の1つなので、欠点だとは思いません。

ただ、既存のスポーツとの相違点というだけです。

 

 

3、現地に行っても視点は同じ

これは、1の続きということになるかもしれませんが、eスポーツは、画面の前でも

現地で観戦しても、観れる景色は同じということです。

 

 

例えば、野球であれば、観客席に座れば選手がプレーするグラウンドが一望できます。

そこで、普段テレビには映らない、

しかし、とても考えられた動きを見ることができるのです。

 

 

(選手の守備位置って一球ごとに一歩か二歩変えてるんですよアレ。

僕もよくやってました。)

 

 

ですが、eスポーツ選手が戦うフィールドは、

PCのプログラムの中、つまり別の世界でプレイしているため、

戦いを可視化できないのです。(?)

つまり、戦いをPCがモニターに具現化して選手や我々が見ることができるわけで。

現地に行っても景色が変わるということはありません。

選手の様々な努力が実った死闘の1on1も、

カメラが追っていなければ全く観客に伝わりません。

これってなんか寂しいですよね。

本当に大切なことは目に見えないんですよ。

どこかの星の王子様も言っていましたよね確か。

(まあ会場の雰囲気は味わえそうですよね。

会場の歓声は、聴いてて痺れましたし。)

逆に、モニターの前でも最高の環境で観戦

できるというのは良いことですけど。

これも欠点と言っていいかわかりません。

どうしようもないことですから。。。

 

 

4、プレイするゲームは会社のもの

これは大前提なのですが、競技の舞台である

ゲームは、企業が運営するものです。

つまり、企業が倒産すればそのフィールドは無くなってしまうわけです。

実際、カウンターストライクの一部のサービスが先日終了したようですね。

(2019/3/9)

このゲームも10年以上?続いた人気ゲームですが、サービスは

どのゲームでも終了してしまいます。

一方、野球は、歴史あるスポーツであり、

明日明後日になくなることはまずないでしょう。

世界条約で野球が禁止されるとかであれば話は別ですが。

 

この、「企業が運営している」

という点が、スポンサーやら版権やらと絡み

話が難しくなるようです。

スポンサーになる会社も、不安定なゲームより

野球やサッカーに投資する方が安パイではあると思います。

その辺りも、既存スポーツとの相違点というか

難しいところではあります。

 

 

5、世間の認識

こればっかりは、eスポーツだけの話ではないですが、やはり

 

ゲームにのめり込むこと=悪

 

という構図が出来上がっているのではないでしょうか。

高校球児が甲子園を目指して野球にのめり込むことと、

高校生がeスポーツ大会の為にゲームの練習に

日夜励むこと。

本質的には変わらないはずなのに、

間違いなく肯定、支援されるのは前者の方でしょう。

(勉強を頑張った結果がガリ勉と言われるアレとよく似てるような。)

たしかにゲームをプレイしている絵面は地味に

見える事も無くはないでしょうし、

そもそも環境が整ってない、

というのもあるでしょう。

ただ、どれだけeスポーツが流行ろうと、

一部の人間が盛り上がるだけのブームでは

世間の目はかわらないでしょうね。

 

 

 

【今後への願望】

eスポーツと野球などを比較して、

色々と問題も見えてきましたね。

では、

「eスポーツシーン、これからこうなるといいよなぁ。」って個人的に思う願望を描いてみようと思います。

 

 

1、正式なチーム、リーグの設立

これは野球ファンの僕ならではの願望なのですが、やはりプロゲーマーの正式な、

およそ少数のチームができるといいですよね。

個人的には12チームが望みです()

そしてそれを2リーグに分けたりと。

ゲームのジャンルが移り変わるのは仕方ないとしても、贔屓にしているチームまで

コロコロと名前が変わったり、解散したりとなれば、応援する側にも熱が入りにくいのでは?と思ってしまいます。

いつかプロゲーマーのセリーグを見てみたいものです。

 

 

 

2、テレビ中継

これは実現してほしいですね。

PJSを例に取ると、これはYoutubeなどで配信されていますね。

視聴する側は、手軽に見られる良い形だと思います。

しかしこれは、視聴機会が基本的に「見たい人が見る」場合に限定されてしまいます。

つまり「たまたま見て興味を持った」人が

多くなるのは、やはりテレビ中継の方が多いのではないかと思ってしまいます。

(現在のTV視聴率はよく知りませんが)

これから、eスポーツの大会が、どこかのチャンネルで特番でも組まれると

いいのになぁと、思うのは私だけでしょうか。

 

 

3、若者が努力する目標を作る

一気にオジサン臭くなってしまいましたが、

(これでも21ですよ)

これは私が1番実現して欲しいものです。

例えば、高校の部活動であれば、

インターハイ、甲子園、花園、選手権etc...

各スポーツには目指すべき大きな、それでいて誰もが知る目標があります。

文化部もありますよね。

合唱部や吹奏楽部ならコンクール。

華道部は「花の甲子園」なんていうのもあるそうで。

ですが、eスポーツシーンにおいて、目指すべき目標とはなんでしょうか。

有名なものでは世界大会やPJSなどですね。

ですが、これは「プロリーグ」の話です。

若い人達が目指すべき、そして輝ける場所とは少し違うのではないかと思っています。

 

例えば【eスポーツ甲子園】なんてものを開催してみて、

熱闘甲子園みたいな特番を作って、

ゲームに対して並々ならぬ熱意を持つ若い人達にスポットライトを当ててあげる。

こうすることで、若いゲーマーには目標ができて、ゲームに情熱を注ぐ若人に心打たれる人々も出てくるのではないかと、そう思ってます。

(というか妄想しています。)

最近はモンストなんかでそんな大会があったような。

第1、ラップブームに火がついたときも、

ラップの高校生選手権があったような

なかったような。

 

そういう風に、【目標】を作ること

eスポーツシーンの突破口になるのではないかなとおもっています。

 

「高校生がゲームに情熱を注いでどうする!」

「ゲームなんて役にたたない!」

そんな下らないことを言い放つ方はここにはいませんよね。

野球もサッカーも今後の人生に直接影響を与える可能性のほうがはるかに低いです。

大事なのは、「何かに熱中する時間」

それが私の思いです。

 

ちな私の主張⇓

lambdas.hateblo.jp

 

 

 

 

メモ書きの割には無駄に長いので、私の主張をまとめると、

⑴誰でも楽しめるeスポーツになってほしい

⑵若人の目標を作ってあげてほしい

⑶世論が少しでも変わってほしい

 

という願望だらけの備忘録でした。

 

ウダウダと書き連ねてしまいましたが、

こんな感じで、私のeスポーツへの思いの

備忘録となります。

これからもっと増えていくかもしれませんが。

ゲームに情熱を注ぐ方々にこれからもっと

スポットライトが当たりますように。

 

 

それでは今回はこの辺で。

次回があればまたお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

《PS》

eスポーツの”e”って

なんかカッコいいよね。